●エイズとは
エイズ(AIDS)とは、後天性免疫不全症候群
(Acquired Immuno Deficiency Syndrome)の略称で
HIV(ヒト免疫不全ウイルス human immunodeficiency
virus)の感染によって免疫力が低下し、様々な病気
を発症することをいう。つまり、HIVの感染によって
発症する様々な病気の総称が「エイズ」であり
「エイズ」という病気自体は存在しない。
●感染の可能性
エイズはHIVの感染により引き起こされるが、HIVは
感染している人の血液・精液・膣分泌液に多く含まれて
おり、そのため輸血や注射器の共有やセックスにより
感染する可能性が高い。HIVは母乳にも含まれているため
母から子への授乳により感染することもある。HIVは
尿や唾液にも含まれているが、微量であるため感染する
可能性はほとんどない。
簡単なHIV検査
●感染から発症まで
HIVに感染してもすぐには発症しない。また、感染しても
自覚症状がない。自覚症状がなく症状が出ていなくても
性行為などにより他人に感染してしまう。この期間を
潜伏期間といい、短くて半年位から15年以上の場合もある。
潜伏期間を過ぎると身体の免疫力が徐々に低下し、様々な
病気が発症する。初期症状として多くみられるものは
口腔カンジダ症が多く、不明熱、体重減少、寝汗、
全身倦怠感などがあり、多くの場合これらの初期症状の後に
エイズを発症する。日本の場合、カリニ肺炎が多いため
発熱、咳、痰、息切れなどの呼吸症状が最も多くみられる。
●エイズの治療法
発症してしまったエイズを完全に治す方法はいまだ見つけ
られていない。従って、エイズを発症しないためにHIVの
増殖を最低限に抑える必要がある。プロテアーゼ阻害剤と
ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤(2剤の組み合わせ)の
3剤併用療法によるウイルス量低減方法が現在奨められて
いる。ウイルスの増殖を抑えるということには、発症確率
を下げるということはもちろん、ウイルスが増殖を繰り返
すことにより変異体が生まれる確率を下げる効果もある。
変異体の発生は、現在行われている治療法が効かなくなる
という事態を含んでいる可能性が高いので、ウイルス増殖
を抑えるということはエイズの発症を抑えるというだけで
なく、有効な治療法を長く使い続けるためにも必要なこと
である。
●エイズ検査
一般的な日常生活においては、性行為以外で感染すること
はほとんどない。従って、性行為におけるコンドームの正
しい使用は、エイズや他の性感染症予防にとって有効な手
段となりうる。まずは性行為にはコンドームを正しく使用
することを心がけるべきであろう。専門医による診察は
もちろんだが、それに抵抗がある人は検査キットが販売
されているので、それを用いてセルフチェックを行うこと
も可能である。感染の可能性があったときから3ヶ月以降
であれば、感染したかどうかの確実な判定ができるといわ
れている。検査結果を知ることは、二次感染防止ばかりで
なく、自分自身にとっても、医師の指導を守りながら生活
することにより発症を抑えることが可能となるため、非常
に重要なことである。現在では、発症を抑える有効な治療
法も多く開発されており、世界中で治療薬やワクチンなど
の研究が進んでいる。
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忙しい方、生活が不規則な方、中高年の方など
健康が気になるすべての方にお勧めします。
※癌(がん)、性感染症(性病)、HIVの疑いがある場合は早急な処置が必要です。
すぐに医師の診察を受けるか、検査キットでの検査を強くおすすめします。
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